スピーチコンテスト審査員

ご縁があり、ITC-J(Interactive Training Communication-Japan)様の日英両部門のスピーチコンテストで審査員を務めさせていただく機会をいただき、4月23日に神戸ポートピアホテルで開催された大会に参加しました🏆

ITC-J様は、もともと「インターナショナル トーストミストレス クラブ(ITC)」として、女性が世に出る時代を予見したアーネスティン・ホワイト女史(1904~1943)の指導のもと、1938年にアメリカ合衆国サンフランシスコで設立された団体です。
本部組織であるITC国際は、世界15ヶ国にわたり、2016年2月時点で2184名の会員を擁し活動していましたが、2017年7月31日をもって解散されました。

しかし、ITC国際の下部組織であったITC日本リージョンは、新たにITC-J(Interactive Training in Communication-Japan)と改称し、現在もコミュニケーション能力の向上を目指し、日々研究と活動を行っていおられ、2024年4月現在、全国に約660人の会員が政治・経済・宗教などの領域に関わらず活動を続けていらっしゃいます。(参考:ITC-Jホームページ> ITC-J (itcjr.jp)

この日は、年に一度の全国大会の出場者を選出する地区大会があり、英語の部には2名、日本語の部には4名が、それぞれ約8分間のスピーチを披露されましたが、出場者が自らの考えを言葉に変え、豊かな語彙と巧みな表現力でスピーチを行っていらっしゃる姿に感銘を受けました。
会員の方々の中には、数十年にわたる活動歴を持つ方もおり、「コミュニケーション」について日々研究するだけでなく、皆さんお洒落で気品ある方ばかり。人を惹きつけるお話を素敵に披露される姿が印象的でした。

このような由緒あるイベントにおいて、審査員として大役を果たせたことは光栄で、私も審査に一生懸命取り組ませていただきました。
各参加者のスピーチを2分間で査定したり、コンテスト終了後に総評を述べたりするなど、貴重な経験をさせて頂き、大変勉強になりました👀✨

藤原英語塾では、英語習得・成績アップのための英語学習はもちろんのこと、エレメンタリーコース以上の小学生から高校生までの生徒に対し、カリキュラムの一環として英語スピーチのトレーニングにも取り組んでもらっています。
新年度を迎え、現在、エレメンタリーコースでは自己紹介のスピーチの練習を、インターメディエイトコースでは「自分の学校」について、シニアコースでは「自分の住む街」、アドバンストコースでは「外国人に向けた日本の食文化」についての発表を練習中です。
こういった成果の現れとして、生徒から自発的に英語スピーチコンテストや英語を活かした応募に挑戦したいというご相談をしばしば受けますが、夢や目標を叶えていかれる姿を間近で見届られることは非常に嬉しいことです💗

コミュニケーションや表現力は、生きる上での強みとなります。
思考力・判断力・表現力を初めとした「非認知能力」を持ちあわせる人材が求められると言われる時代において、英語で円滑なコミュニケーションが取れたり表現できることは、今後ますます強みとなるはずです。
今回、ITC-J様のスピーチコンテストを拝見し、改めて実感しました。
英語で伝える&発信できる能力を高め、大事な場面で力を十分発揮できる子達を育てていきたいと思います!