宿題チェックから見えてくるもの

先日、中学生の生徒が提出してくれた文法問題集の宿題に「ここは答えを見ました」と書いてくれていたのを見て嬉しく思いました🌺
生徒の宿題は、全員分を毎回チェックし「つまづいてないかな?」「理解が不十分だったりしないかな?」とくまなく見ています。
そして、必要に応じて簡単な補足説明を添えて返したり、返却のときに直接補足事項を知らせたりします。
複数の人が間違えている場合はもちろん、良い間違いがあればクラスのみんなでシェアする時間をレッスンの冒頭で設けます。

一人一人の宿題をチェックする作業は大変ですが、そうすることで「先週のレッスンはぼんやりしか聞いてなかったのでは?これはまずい!」とすばやく手当をしたり、「この子は時制の間違いが多いな」「パンクチュエーション(カンマ、ピリオド、クエスチョンマークなど)のうっかりミスが多いな」など生徒の傾向が見えてきたり、「今週はやっつけ仕事でやったな~」まで色々と気づくことができます👀⭐

「ここは答えを見ました」というコメントは、生徒の「ここはもう一度おさらいしてほしいです」のアピールだったのです。
当然に次のレッスン冒頭でそこの解説をしました。
その生徒の顔を見ると、満足そうな表情を浮かべしっかり解説を聞いて「理解出来た」という反応でした🎵

そのほかにも間違い直しをした横に「これ分からない」とかシンプルに「なぜ?」と書いてくれる子もいます。
一つ一つのサインにきめ細かく対応できるのも、少人数制だからこそ。
生徒の理解度やレベルの把握に関しては、AIに負けていない自信があります!
宿題のやりとりは生徒との大切なコミュニケーション✨
交換日記のようだなぁと感じながら、初級クラスのアルファベット練習から、上級クラスのエッセイの添削まで一人一人の宿題との対話は楽しいものです😊