島国日本に住んでいると、自ら意識的にアンテナを立てていないと世界の動向を知らずに生活ができてしまいます。
ましてやコロナ禍においては、これまでにないほど世界を遠く感じて淋しい限り…
でも実際は、経済は国際競争が強いられていますし、地球規模で考えなければならない深刻な問題も山積みです。
レッスンでは「教科や言語としての英語」にとどまらず、折に触れて世界の動向について学ぶ機会を作っています。
今回インターミディエイト以上(中学生以上がメイン)のクラスを対象に選んだトピックは、「気候変動とエネルギー」でした🌱
これまでにも地球温暖化に関するトピックは何度か取り上げたことがありますが、ちょうど10月31日~11月12日にイギリスのグラスゴーでCOP26が開催されたばかりだったため、みんなの情報をアップデートさせる良い機会だと思ったからです。
「パリ協定」の内容に関するおさらいやCOP26の成果について確認をしたほか、今回は特に日本を含む世界のCO2排出量をグラフから読み取ったり、「再生可能エネルギー」など今後のトレンドについて英語で学び考える機会を作りました。
それから、「気候変動」「温室効果ガス」「脱炭素」「再生可能エネルギー」「CO2排出量」などの関連するキーワードは英語で何というかも押さえておいてもらうことにしました。
正しいスペルで書けるようになることはもちろん望ましいですが、そうでなくても、目にしたとき、耳に触れたときに理解できるくらいにはしておいて欲しいと思いながら伝えました。
今回のトピックに限らず、中学生以上の生徒のみなさんには、「日頃から世界で起こるさまざまな出来事に興味を持ち、課題意識を持って生活して欲しい」という思いで実施している「教養レッスン」ですが、結果として高校(特に英語専科)や大学の英語科の入試問題のトピックスとして取り上げられることが多々あり、特に受験を控える生徒のみなさんから非常に好評をいただいています。
これまでにも「SDGs」や「食品ロス」「脱プラ」に関する意見交換を行ったり、「アメリカの移民文化」について当塾のネイティブ講師 ポール先生(イリノイ州出身)に生徒たちがインタビューをしたり、「サバクトビバッタの被害」「オーストラリアの森林火災」「Black Lives Matter(黒人の命は大事)」、また最近では「民間人の宇宙旅行」など世界のニュースを聴いたり読んだり考えたりしてきました。
そして過去の受験生に聞くと、こういった知識や課題について考えた経験は、実際に入試の面接やリーディング、小論文で活かされているようです!!
行きたい国へ自由に行けないご時世でも、幸いなことに世界のニュースや映像が非常に簡単に手に入る便利な時代です。
国連をはじめとした世界のさまざまな機関が、子供たちのために良い教育コンテンツを無料で提供してくれていることは非常にありがたいことです🌏💚
私自身もアンテナを高くして、引き続き生徒たちが世界に関心を向けるきっかけを与えていきたいと思います!
教室はクリスマスの装いになりました🎄✨