英検トレーニングの話🎽

10月8日(土)に当塾で5級~2級を対象とした英検(一次試験)がありました。
今回はじめて英検に挑戦する子達が5級の筆記試験を終えリスニング試験の開始を待つ間、生徒達はこんなやりとりをしていました。

👦Aくん :「さぁいよいよリスニングや~」「リスニングはみんな得意やからなぁ、がんばろうぜ」
👧Bちゃん:「そう、私ら全員リスニングめっちゃできるもんなー」
👦Cくん :「でもなんで俺らこんなに英語が聴けるんやろうなぁ??なんか分からんけど聴けるよなぁ。」
👦Dくん :「本読みやってるからかなぁ??」
👦👧全員  :「・・・・・・」
👩私     :「さぁそろそろ始まるよー」

「言語の習得プロセスは聞くことからはじまる」をモットーに育ててきた私としては、にんまりしないではいられませんでした🤭

 

リスニングはもちろんのこと、4月の進級時「新しいコースでは毎週単語を覚える宿題と単語クイズがあります」と宣言した時には動揺が走り、テストの度にわちゃわちゃとなっていた子達。
半年経った今では、音と文字とを結びつける「フォニックス」の定着が図られとても効率よく読み書きでき、語彙が増えるとともに初見の文章も読めるまでに成長し、またそこに文法の知識が加わり、英語の理解はより一層深まっていきました。

とはいえ全てがスムーズな訳ではなく、中には単語を形で捉えようとしてしまい、読み書きに多少の苦労を感じる子が時々いるのも事実です。
それでも、その子と同じ目線に立ち、音から文字につなげる練習を一緒に繰り返し行うことで、徐々にコツをつかめるようになります。
根気のいることではありますが、誤った読み書きの仕方を小学生のうちに修正できたことは、後の苦労を想像すると「今で本当に良かった」思えるのです。

 

加えて、3級以上の子達は、夏の後半頃から毎週のレッスン終わりに英作文を書く練習を行います。
レッスンでお教えした書き方の手順や秘密のテンプレートを参考にしながら、過去に習ってきた語彙や文法を活かし実践形式でたくさんアウトプットしてもらいます。
自分の書いた文章のどこをどう改めればより良くなるのか、単なるスペルミスや文法ミスの指摘ではない丁寧な添削指導により生徒みなさんの「論理的思考能力」は磨かれ、「より洗練された文章」が書けるようになっていきます。
中学生以上の生徒は学校の定期考査との兼ね合いもありましたが、第2回検定合格を目指して長期に渡りレッスンに組み入れてきたトレーニングは、英語そのものの力を伸ばすのに大いに役立ったと思います。
事実、定期考査では長文読解にもひるまずに立ち向かえていたし、受験生にとっても入試では大いにアドバンテージとなります。

 

英検は今、一次試験の結果待ちですが、3級以上の受験者はすでに面接練習にも取りかかっています。
日頃から自然な英語のやり取りをたくさん行っている当塾の生徒さんは、面接にめっぽう強く、開校からなんと🌸全員が合格🌸しています。
一次試験の吉報を祈りつつ、良いレッスンが提供できるように引き続き全力で頑張ります!