ハーブから学ぶ異文化🌿

ハーブの魅力を知る

11月の教養・異文化理解のレッスンでは、ハーブをテーマに取り上げました🌿
開塾当初から「いつかイングリッシュハーブの魅力を生徒の皆さんと共有したい」という思いがあり、ついに実現しました。

夏の暑さがピークを越えた頃から、ペパーミント、レモンバーム、カモミールの3種類の種を蒔いて準備をしてきました🌱
ペパーミントとレモンバームは丈夫な品種でよく育ちましたが、カモミールは日本の気候に適さず、多くの種を蒔いたにもかかわらずほとんど発芽しませんでした。それでも数株は生き残り、生徒のみなさんにも紹介することができました。

そのほか、私が庭で育てているローズマリー、レモンマートル、ベイリーフ(月桂樹)などにも触れてもらい、香りや手触りを体感してもらいました🍋
その際、それぞれのハーブの効能も知ってもらい、生徒達も興味津々に耳を傾けてくれていました😌✨

 

「ピーターラビット」とハーブ
アドバンストコースでは、読書教材の1冊として「ピーターラビット」を採用しています🐰🌽
ビアトリクス・ポター(Beatrix Potter)が描くイギリスの美しい湖水地方(Lake District)の情景… また、ちゃめっ気あふれる表現や韻を踏んだ響きなど、原文で読むからこその魅力を味わうことができます。
毎年、この作品の美しい英語表現から得られる感動を生徒達と共感できる瞬間は、私の中では喜びの1つになっています📖✨

そんな「ピーターラビット」のお話には、さまざまな種類のハーブが登場します。
例えば、マグレガーさんの庭から命からがら逃げ帰ったピーターに、母ウサギがカモミールティーを飲ませる場面があります。
これは、カモミールに睡眠を促したり精神を癒やす効果があるからですが、こんな風にハーブの知識があると英文学の楽しみも一層深まる気がします🌼

 

エシカルなクラフト活動
レッスンでは、生徒のみなさんに好みのハーブの苗を選んで持ち帰ってもらうことにしていたので、お家の方にも収集のご協力いただきトマト缶の空き缶を再利用した、ハーブを植えるためのポット作りにも挑戦しました!
苗を植える際に使う鉢底石は自然に還るものを選び、持ち帰り用の紙袋はリサイクルペーパーであることを伝えました。
こうした取り組みを通じて、エシカル消費(ethical consumption)の意識も高めていってもらえていたら嬉しいです😊🌏